#街角図鑑 刊行記念街歩き

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6月4日、街角図鑑という本の刊行記念街歩きが行われました。
振り返ると後退杭ばかり撮ってた気がする。

写真を厳選したつもりが、やっぱりたくさんになってしまいました。
きっと参加者の方で蓋用語とか境界標用語とか送水口用語とかご存じない方も見て下さるとは思うのですが
解説を書いているといつアップできるか分からないので、全く何も解説しない不親切設計な記事です。すみません。


ではどうぞ。

6月6日、追記・訂正。



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13時に明大前駅に集合。ルートの説明を受けます。
高田馬場まで歩くけど、ルートは臨機応変でいいんじゃないかなーというざっくりした予定。いいですねいいですね!!
ここで石川さんが色々な提案をして下さいました。さすがご存知。

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出発!さっそく石川さんが説明をして下さいます。
これは免震装置で、地震の時には建物全体が揺れるような仕組みなんだとか。
階段で言う蹴上げの部分は、地震の時には外れるのだそうです。

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壁にも注意書きが。説明して頂かないと注意書きを見ても理解できなかった自信がある。
実際に80cmも動くようなことはほぼないそうです。そんなに動いたら大災害。

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さっそく京王の境界標。

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鉢植えの説明を聞く。トロ箱型は多く見かけるが耐久力がない。
手前の鉢植えは丼に入っています。可愛い!こっそり境界標と側溝蓋も共演しています。

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良い階段。

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三土さんによるガードパイプの説明。

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ポールにはメーカー印が入っています。これは新日鐵のマーク。
(マークが分かりやすかったので、上とは別個体の写真です)
Bはガードレールの等級で、ビーム部分の厚みが3mmなのだそう。

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良い送水口。メカニカル。
この右側にタイルの色が一部違う場所があって、キムチさんと「送水痕かな?」と
話していました。タイルの写真撮り忘れた…

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三土さんによる回収ボックス(ゴミ箱にあらず)の説明。
家庭ごみを捨てられてしまわないように小さい口が2つ付いているのだそう。

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建設省表記。

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潰れパイロン

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石川さんによる説明。ヨウシュヤマゴボウという植物で、アルカロイド系の毒を持っているそう。
帰宅後にググったら、見覚えあった!可愛いぷにぷにの実が生るんですよねこれ。
「子猫の肉球みたいー」とよくぷにぷにしていたのですが、まさか毒草だったとは。

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なぜわざわざ十字と丸を描いてあるんだろう…。触ってみたら鋲がグラグラでした。鋲がずれても境界点が分かるようにかな?

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キラキラな送水口。鎖の継ぎ目まで完全にキラキラなのが不思議。どうしてもそのへんは緑青が残るのに。
何か液体に漬け込んだりした?

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このへんは短足下水君が多いなあ。嬉しいなあ。

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建設省の紋章!大好きなのです。街のどこかに残り続けてほしい。

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高速道路が補修中?でした。かっこいい。

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参加者の中に、ホースを撮っている方が。
曰く「ホースをやっている知り合いがいるので、お土産に」
2色使いが珍しいのだそうです。世の中には本当に色んな人がいる!(今回何度も抱いた感想)

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玉川上水の開渠部分に到着!わーー素敵

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上の写真手前にあった蓋。排水室…?どの水をどちらに排水するんだろう。

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そして水道用地境界石!

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こちらにも。

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こちらにも。道の字がほんと素敵。

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東京都水道局の基準点も。

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こちらは同じ敷地内にあった都の基準点。トゲ丸かわゆ

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暗渠への入り口

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到着した公園で、公園遊具メーカーの解説を始める三土さん。
街角図鑑に盛り込みたかったけど今回は難しかったそうです。街角図鑑Ⅱ出てほしい!
その際は外壁の蔦の品種や消火器ボックスもぜひ…
(私が調べた限りでは、消火器ボックスはメーカーの見分けが非常に困難そうだったけど)

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環状七号線の下を通る隧道。配管がむき出しになっててかっこいい!!
途中、玉川上水に掛かっていたであろう橋のアーチ部分もむき出しになっていました。

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隧道を超えると、そこにも水道用地境界石。

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世田谷区章入りのJIS蓋も。
(ご指摘いただいて写真を上下逆に直しました。蓋散歩びとさん、ありがとうございます!)

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良いガンタ積み。煉瓦が混じっていたのですが、きちんと撮れてなかった。

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最近セットバックが好きで好きで。今回通ったルートはセットバックしてあることが多くて、めっちゃ楽しかったー

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このプレートメーカーはアポック社という有名どころなのだそうです。
植物界のみなさますごい。ここまでチェックしていらっしゃるとは!

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都章入り花崗岩境界石。

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いつもの如く引きの写真を撮り忘れたのですが、跨道橋の名盤を撮ったら「京王帝都電鉄」って書いてある!
帝都電鉄だったんですねー!と言ったら、皆さまは「そうだよ」という当たり前の反応でした。知らなかった…

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なんじゃこりゃ、なんか変。線は太ってるけど、模様としては普通のJISなのに。
おそらく、フチの方だけ非常に浅いから違和感があるんだと思う。

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変!変!と言っている私の横で、長島さんが冷静に砂噛みを指摘していました。ほんとだ。

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建設省のガードレール。

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三土さんが珍しい珍しい仰っていたので撮ってみた。しかし珍しさがまだ分からない。悔しい。

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くっきりとした送水痕。

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なんかおしゃれ。

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やはり引きの写真はないが、素敵なスクラッチタイル

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逃亡したパイロンたち

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埋もれ系。キュート

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右書き止水栓

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建設省共同溝、「こう」部分が漢字版。珍しい。T地紋も珍しいのでは?

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いい電線具合。

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いいダクト具合。「昇り龍」という呼び方があるらしい。
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我々を怪訝な目で見下ろしていらっしゃったお猫さま。

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隅切りと路上園芸のコラボ。植わっているのはシュロだそう

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あたらシール(と勝手に呼んでいる)を剥がしていない蓋。

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十字路の中心にあったもの。黄色側の車は徐行して通り、赤側の車は一時停止してから通ってねという意味なのだそうです。
夜になると光るらしい!磯部さんが教えて下さいました。

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セットバック関連、後退プレート。これ23区分集めたい。いま2項道路フォルダ確認したら10種でした。
あれーもうちょっと撮ってると思うんだけど。あとで掘ってみよう。(独り言をブログに書く)

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電柱に角材がくっついてた。複数箇所で見かけたんだけど、これは何だろう…

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バラバラ!と思いきや、煉瓦に色を合わせて導線を表している(のだと思う)。
段差解消スロープ遣いの上級者ですね。

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良い蓋!!下水君もなんかトゲトゲしてる。

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道路に描いてあったもの。目の前にこれから何か建てるみたいだったから、建築の方が使うのだと思う。
こういうのが描ける人ってほんとかっこいい。私は数学が全くできないので、憧れの存在です。

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正拳突きするピクトさん。

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建設局表記。都章ではなくコミュニケーションマーク。

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最近打ったっぽい鋲。ワッシャーが割れてるのは、打った方が予定より強い力でカン!ってやっちゃったのかな。微笑ましい。

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和泉川の暗渠。

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都章の境界標、境界点が真ん中版。

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同じくにゅーんとしてる版。にゅーんとしてるの初めて見た。
KKSさんが「都章を使った(基準点じゃなく)境界標ってあったのか!」と驚いておられました。意外と珍しいのかも。 

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基礎がコンクリののぼりベース。かっこいい

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「犬のひとり歩きはいけません」。ひとり歩きしている犬に向けた言葉だろうか。

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コンクリートブロック×送水口。配管も相俟って素敵。

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つらなるパイロン

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隅切りを守る。これいいな、すごくいいな。

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汚水桝。この地紋はあまり見ないかも。

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ベビコンってなんだ!と呟いたら、長島さんが「日立の登録商標ですね。うち(の会社)にもありますよ」と教えて下さいました。
コンプレッサーのことだそうです。意味不明の言葉だったのに、知ってる&持ってる人が隣にいた。びっくり。

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そしてやはり後退プレートを撮る。これは要請により隅切りしましたよってことかな。

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段差解消スロープの角が!!既成じゃないですよねこれ。一同「すげえ!」と盛り上がる。

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下敷きになりながらも、役目は果たす。いじらしい。
でもこれお隣との境界どっち…?↓←↓ってなるのかな。

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玉川上水の下を通る隧道。かっこいい!
磯部さんが解説して下さったところによると、隧道の技術が上がってきて坑門の入り口に装飾を施すようになった時期のものだそうです。

追記:記事を見て磯部さんがリプライを下さいました。そのまま転載します。

隧道は、初期(日本では明治以降と考えていいです)は隧道そのものが神格化されていたというか、煉瓦時代でも坑門はかなり装飾されていました。
石・煉瓦からコンクリートの時代(大正末~昭和)になると、いろいろな装飾が現れます、そのころのものと思います。
戦争が近くなると無駄はなくなり、戦後はさらに没個性になります。ここ20年くらいは子どもの絵を貼ったりするようなものが多い印象です。

磯部さんすごい。詳しくありがとうございました!子どもの絵を貼ってある隧道、確かにあるある。

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そこの横断防止柵にあった印。新日鐵さんが住友金属と統合した後のマークだそう。

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7人くらい…どころじゃなく、ものすごくたくさんいる小人。

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なんか色々交錯してる。複雑な事情があると思われる道。

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JIS。この下水君はトゲトゲしてないな可愛いな。

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六角形制水弁蓋。これ好き。水道の本管から住宅へ分かれる最後の分岐点なんだとか。

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日本水道協会の認証印。

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暗くなってきました。もうちょっとですよ。
路上園芸と送水口のコラボ。おしゃれ!配管と開閉弁かっこいい!

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共成さんですね。
(「共生」さんになっていたので訂正。Ayaさん、ご指摘ありがとうございます!)

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「タバコステナイデ」

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非常に複雑なことになっている。他にも色々ツッコミどころ満載。

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東京瓦斯!角が綺麗に残ってるなあ。

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八馬さんが非常に興奮されていた橋脚。張られているワイヤーは橋脚の補強だそうで、かなり思い切った工事をされているらしい。

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ワイヤーを支えるために、鉄板を貼って補強していると!それは思い切ってる!
すごいなとは思うんだけど、一緒に驚いて共感出来るだけの知識が全然ないのが悔しい。
コンクリートの部分でプレ…何とか仰ってた。メモればよかったなあ。

追記:磯部さんが教えて下さいました!

>「プレストレスト」、コンクリートと鉄の長所を組み合わせて強度を高める工法です。

そうだった、八馬さんもそんなこと仰ってた!プレ・ストレス、あらかじめギュッとしておく工法らしい。
調べてみたらピーエス三菱さんのサイトに分かりやすい説明がありました。
磯部さん、教えて下さってありがとうございます!

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もう一つ八馬さんが教えて下さったこと。高速道路は排水が非常に大事だそうで、高架の場合は排水管がついています。見てみると途中で切れていますね。

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排水のための勾配が3%つけてあるらしいのですが、曲がる部分はそちらに傾くので排水管があっちについているんだとか!素敵!排水管を見れば道路の勾配が分かる!
しかし八馬さんがこの話の前に「排水はお好きですか」と聞いて下さったのがとても面白かった。そんな質問受けたことないです。排水好きです!
建築のことが全く分かっていないので上の説明がもうおかしいんじゃないかと思うのですが、分からないなりに感動した。

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埋まってる。

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正面から撮ってみましたが、分からない…。NTTの敷地だったので、電電公社の石じゃないかと思うのですが。
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DDIの蓋。これも数十年後には骨董扱いになるよね。

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今回最後に撮ったのは防火水槽でした。
真ん中のマークはなんですか?と質問して下さった方がいらして、話の流れでお答えできなかった気がするのでここで書きますが、消防徽章です。



というわけで終了。たのしかったーーー!!こんなに素敵な機会をいただけて本当に感謝です。
他ジャンル(しかも全員すごい方)と一緒に歩くと、普段見ていない部分にたくさん気づけて非常に楽しいです。
同じものを撮っていても撮るポイントがみんな違ってすごく興味深かった。

好きなことやっててご迷惑を掛けていないか心配ですが、ご一緒して下さった皆さまありがとうございました!


追記:今回のコースです。
コース

5時間かけて7.76km …。時速1.5kmでした。あはは。
みんながみんな違うポイントで引っかかるので、進まない進まない。4時間経過したのに2駅しか進んでいない事実に気づいた時は愕然としました。
とても高田馬場まで歩けず、新宿駅に着く前に打ち上げ。ものすごく濃密な7kmだった



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